株式会社カノークス

CANOX SDGs

CANOX SDGs

カーボンニュートラルへの取組み

7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに

11 住み続けられるまちづくりを

13 気候変動に具体的な対策を

‘‘2030年度 CO2排出量50%削減(※2020年度比)’’

経済産業省によると、2019年度の国内のCO2排出量は、産業部門での排出量が最も大きく全体の35%を占める。さらに鉄鋼業のCO2排出量は、産業部門全体の40%(国内全体の14%)を占めることから、鉄鋼業界においてCO2排出量削減は喫緊の課題となっています。 カノークスグループ全体で2030年のCO2排出量を2020年度比▲50%削減することを目標にしていますが、2019~2021年度の第9次中期経営計画期間において、当社の加工工場を新設・増設したことで当社グループのCO2排出量は増加しています。まずはこれらグループ会社への再生エネルギー導入や以下のような取組みの活動推進により、CO2排出量の削減に取り組んでまいります。

活動内容

ACTIVITIES

①再生エネルギーの導入

太陽光パネル・LED(グループ加工会社、自社倉庫)の設置や再生エネルギーの導入、本社社屋修繕に伴う電力量などCO2削減に取組みます。
太陽光パネル導入に向けグループ会社毎に構造計算・設備見積を実施しています。

②輸送プロセスの見直し・距離短縮

当社グループ会社のロケーションと輸送機能を活用して、輸送プロセスの見直しと 距離の圧縮を通じたCO2削減に取組みます。

③電炉材の取扱量の拡大

高炉材に比べCO2排出量が約1/5の電炉材の扱いを増やし、CO2削減に取組みます。
毎月、電炉材販売実績をモニタリングし、扱い比率UPに向けた定例ミーティング実施しています。

④鋼材加工時のTOP・ENDロスの低減

ロスを無くすことにより高炉メーカーへの過剰発注を減らし、CO2削減に繋げます。
当社起用コイルセンターにおけるTOP・ENDロスの年度実績を取引先へ報告しています。(鉄1tを製造するのに1.8tのCO2が発生)

⑤コピー用紙使用枚数の削減

ドキュメントハンドリングソフトウェアを導入し、電子データへ移行し、電子文書化へ切替えます。
また、経費精算、納品書・請求書等をWEB化し、使用するコピー・FAX用紙を削減します。

⑥営業車のPHV車、HV車、EV車への入替え

営業車からのCO2排出量を低減させるべく、リース満了に合わせて順次、PHV車、HV車、EV車への入替えを推進します。

⑦CO2フリー電力の導入について 2024.4.1

2024年3月より本社、関係会社においてCO2フリー電力の導入を開始いたしました。この取り組みは、当社グループがサステナビリティ経営の実現に向けた「カーボンニュートラルへの対応」を目指すもので、2024年度のCO2排出量は、当社グループ全体で2020年度比63%となる見込みです。

本取り組みによる成果に満足することなく、長期的な視野を持って社会の持続的な成長に資する取組みを実践してまいります。