前田:入社して5年目です。本店の自動車鋼材部にいます。自
動車メーカーや部品メーカーに鋼材の販売をしています。
簡単に言えば、高炉メーカーから鉄を買い、付加価値を
つけて販売する仕事です。
鈴木:私も前田と同じで入社してから本店の自動車鋼材部一筋
で13年目になります。
前田:営業マンとして独り立ちして、お客様も持ってはいます
が、まだこまかな部分では先輩にたよっています。後輩
もいますので、自分が頼られるようになりたいと思って
います。
前田:営業のやり方、スタイルというものでしょうか。先輩方
を見ていると違いがわかります。たとえば、お客様との
やりとりのバリエーション。一人ひとりの感性などです。
言葉にすると「知的な営業」「野性的な営業」でしょう
か。社内業務の知識の豊富さなども参考になります。
鈴木:自動車鋼材部に13年いますので、他の部署を知りません。
キャリアアップしていくためには、自動車しか知らない
のではまずいなと思っています。当社には幅広い業種や
企業との取引のある部署もあります。町工場の社長さん
からも、話を聞くような経験も積みたいと考えています。
鈴木:年2回ヒアリングがあります。上司である課長と本人の
二人です。この時に自分の希望などを話し合うことがで
きます。ただ日頃から、今後の希望を話したりはしてい
ます。また、課長からは、何年後にはこうなっていてほ
しいということを言われています。
鈴木:二人ともまだ転勤経験はありません。ローテーション人
事はなく転勤は個人によります。若い社員は基本的に本
店・支店勤務が多いです。
前田:名古屋育ちで、大学も名古屋。出たことがないです。違
う場所で仕事をしたい気持ちはあります。場所が違えば
見えるものも違ってくると思います。急に行けといわれ
ると困りますが・・・(笑)。
前田:社内での存在感を上げていきたいです。こいつに任せて
おけば大丈夫。こいつに聞けばいいだろうと思われるこ
と。鉄の規格は多くあるのですが、お客様からの問い合
わせがあっても即答できるようになる。自動車鋼材のプ
ロを目指します。
鈴木:国内の製造業が縮小していくなかで、今後会社が生き残
っていくためには何をしていくか。会社が新たなことを
していくなかで、それに携わりたいと考えています。
現在の仕事では全国の先輩からも頼られるようになりた
いと思っています。自動車のことなら鈴木に聞けばいい
と言われるようになりたいです。